「愛媛みかん」「夢まどんな」「愛媛いよかん」「不知火」「はるみかん」ならせいぶ青果へ!!
愛媛県と言えばみかんが有名ですが、その他にも美味しい柑橘系果物が沢山あります。せいぶ青果は、愛媛県産の有名な柑橘系果物を豊富に取り扱っている人気ショップです。ここでは、せいぶ青果で販売されている愛媛県の柑橘系果物を色々ご紹介します。
愛媛みかんとは?
愛媛みかんの歴史
みかんと一口に言っても、みかんには実に沢山の種類があります。基本的に日本でみかんと呼ばれている果物は温州みかんの事を言うのですが、そのブランドの一つに愛媛県産の愛媛みかんがあります。温州みかんの「温州」と言うのは、中国の温州地方が由来していますが中国の温州が原産地ではありません。中国より鹿児島県に伝わった柑橘類から偶発実生したと言われています。その根拠には、鹿児島県長島で育った古木が関係しており、1936年に鹿児島県長島で推定樹齢300年は経っているみかんの古木が発見されています。この事から、鹿児島県が温州みかんの原生地と言われており、愛媛みかんは日本で誕生した歴史の古いみかんなのです。
愛媛みかんの特徴
愛媛県は四国地方の北西部に位置しており、瀬戸内地方の温暖な気候の影響を受けています。なので、愛媛みかんは果実に甘みとコクのある味わいがあります。愛媛みかんには色々と品種があるのですが、極早生種(ごくわせしゅ)・早生種(わせしゅ)・中生種(なかてしゅ)・晩生種(おくてしゅ)と、果実が熟す時期や収穫する時期によって4つのタイプに分類されています。
このように、愛媛みかんは、風味、香り、肉厚等が収穫される時期によって変わるので、それぞれの時期に合ったみかんを色々味わって楽しむ事ができます。一般的に果樹園では、果実の酸味が落ち着いて甘味が乗った品種を、愛媛みかんとして市場に出荷しています。
夢まどんなとは?
夢まどんなの歴史
夢まどんなは、正式品種名を「愛媛果試第28号」と云います。本来、愛媛県で12月贈るギフト商品として、愛媛みかんを超える柑橘を作ろうと言うプロジェクトから開発されたものです。夢まどんなは、1990年の春に愛媛県の農林水産果樹研究センターで「南香」に「天草」を交配し、誕生した品種です。2005年の3月に品種登録がされ、2007年に「夢まどんな」として最終的に商標登録されており、ブランドみかんとして長い年月をかけて誕生した柑橘と言えます。愛媛果試第28号を光センサーで確認を行い、糖度、外観、着色、形状等に合格したものが夢まどんなという商品名として出荷されています。
夢まどんなの特徴
夢まどんなは、果実の果汁がたっぷりあって、じょうのうが非常に薄くなっており、バランスの取れた甘味と酸味の味わいを楽しむ事ができます。また、独特のみかんの香りが有って、とても食べやすい柑橘で、食味や食感に優れています。果肉はゼリー状とも言われる程にプルプルしており、新感覚の柑橘と言えます。
基本的に果実の大きさは約250g程度となっており、通常のみかんのLサイズが約125g程度なので、夢まどんなを手に乗せるとずっしりとした重量感があります。見た目も美しい夢まどんなは、高級感漂う柑橘果実となっています。赤橙色が濃く上部が少し尖った果形が特徴です。
愛媛いよかんとは?
愛媛いよかんの歴史
愛媛いよかんは、明治19年に山口県阿武郡東分村の中村正路氏園で発見された偶発実生です。松山市の三好保徳氏によって明治22年に原木が購入され、愛媛県に導入して苗木を育成し、近隣農家に配って栽培を奨励した事が愛媛いよかんの始まりです。その後、松山市周辺に愛媛みかん産地が形成されて、京浜市場に出荷されるようになります。
愛媛みかんの特徴
愛媛みかんは、色鮮やかな紅色をしており、甘酸っぱい香りが特徴です。ジューシーな果汁と柔らかい果肉を楽しみながら味わう事ができます。サイズも大きく、果汁がたっぷりで甘く、香りも良い柑橘です。種は少々ありますが、弾けるようなプリプリとした大粒の果肉で、食べ応えも十分あります。見た目も良く、味良し、香り良しの、代表するみかんの一つとなっています。極めて良質の愛媛みかんは、今では生産量の約8割以上を愛媛県が占めている特産品で、冬のギフト商品としても人気が高くなっています。
外皮を剥いた際に爽やかな香りが広がり、酸味のある味わいが女性や年配者に好まれています。特に、妊婦さんや柑橘果物好きの方には、クセになる味が人気で喜ばれます。愛媛みかんには、ビタミンC、クエン酸等も豊富に含まれているので、美容と健康にもピッタリです。
不知火(しらぬひ)とは?
不知火の歴史
不知火は、長崎県の農林水産省果樹試験場で1972年に「清見」と「中野3号ポンカン」の交配種として誕生しています。別名タンゴールと言う名でも呼ばれています。生産を始めた地域にちなんで「不知火」と呼ばれており、登録商標は「デコポン」となっています。
当初、不知火はデコが現れやすく、果面も荒くて、果皮色も薄く果形が不揃い等、見た目の悪さから、市場に出回る商品ではありませんでした。しかし、不知火は糖度が高くて食味が良いと言う事で柑橘果物としての優秀性が認められ、それ以降、一気に不知火は広く市場に普及された人気の果実になります。
不知火の特徴
不知火の果実は大体200g~280g程度となっており、コブのように頭部が出ており、このコブをデコと言います。果皮は少し粗くなっていますが、剥きやすくて柔らかく、果汁もたっぷりあります。ジョウノウも薄いので、そのままでも食べる事もできます。基本的に不知火は、糖度13度以上、クエン酸1.0%以下と基準で決まっており、酸味が強過ぎるものはありません。このように、不知火は甘みが強くて酸味もあまり感じないので、果肉のプリプリ感とジューシーな果肉を楽しんで食べる事ができます。
はるみかんとは?
はるみかんの歴史
はるみかんは、農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所で、「清見」と「ポンカン」を掛け合わせて誕生したデコタンゴールの一つの種類になります。実は、デコポンの親が「清見×ポンカン」になるので、はるみかんとデコポンは兄弟品種と言う訳です。名前の由来は、春を想像させる味や香りに因み、「はるみ」と言う名が平成8年に名付けられ、平成11年に登録商標された品種です。
はるみかんの特徴
はるみかんは、果実の大きさは大体180g~200g程度となっています。果皮には厚みがあるのですが、とても剥きやすくて、ジョウノウが薄いので皮まで食べる事ができます。また、果肉は水分たっぷりでジューシーな味わいを楽しむ事ができます。果肉の一粒一粒がしっかりとしていて、ツブツブ感やプチプチ感の食感を味わえます。さっぱりとした味わいの中に、はるみかんの甘みがギュッと凝縮されています。甘み、酸味、濃厚な味わいを生かして、はるみかんのフレッシュジュース等も愛媛県では販売されています。
はるみかんの収穫時期は、1月中旬から始まって2月~3月上旬が収穫のピークです。はるみかんの取り扱っている期間と言うのは、時期が短くなっており、市場に出回る量にも限りがあります。なので、はるみかんはみかんの希少価値が高く、ギフトの贈り物としても喜ばれる果物です。
まとめ
愛媛県は、日本で最も柑橘系果物の生産が多い県であり、柑橘系果実の聖地です。愛媛県には柑橘系果物の職人が沢山集まっている柑橘マイスターの宝庫と言えます。せいぶ青果では、このように色々な愛媛県産の美味しい柑橘系果物を豊富に取り揃えています。是非、家庭用やギフト用にとしても人気のある柑橘系果物を購入する際には、せいぶ青果を利用してみて下さいね。
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